1. TOP
  2. お役立ち情報
  3. ここ一番で役に立つ!Windowsのコマンドプロンプト(第3回)

ここ一番で役に立つ!
Windowsのコマンドプロンプト
(第3回)

ここ一番で役に立つ!Windowsのコマンドプロンプト(第3回)

前回はパソコン自身にメンテナンスをさせるエラーチェック機能について、ご紹介致しました。今回はインターネットの環境が不調の場合、IPアドレスなどの設定を再度読み込み、自動設定する機能です。例えば、ネットワークに接続する為のLANケーブル等が抜けてしまって刺し直した時等に役立ちます。

IPアドレスの再設定をする

コマンドプロンプトを起動後に、「ipconfig /release」と入力し、続けて「ipconfig /renew」と入力します。すると、自動的に現在繋がっているネットワークからIPアドレスを取りに行ってもらうことが出来ます。

厳密にはipconfig /releaseは、現在ネットワークにつながっている場合、接続設定を故意に外す機能です。ipconfig /renewは、自動的に現在のネットワーク接続状況を確認し、ネットワークに正式に繋がっていなかった場合には最寄りのネットワークへ再接続しに行く機能です。

接続するルートはハブ、ルーターを介したり、モデムに直接繋げる事もあります。この2つのコマンドを順番に入力することによって、当面のネットワーク接続を自動で見直し、設定し直す事が出来ます。

IPが変更される条件の一例

一旦ネットワーク接続が途切れ、かつ、一定の期間が経過している事
最初から正常にネットワーク接続が出来る状態では、何も起きません。

何等かのネットワーク障害が起きた時に是非お試し下さい。

関連記事