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DX すべて教えます!その1
ビジネスパーソンなら
そろそろ知っておきたい
DX 早わかり入門編!

DX すべて教えます!その1ビジネスパーソンならそろそろ知っておきたいDX  早わかり入門編!

DXってなんて読みますか?

今注目を集めている「DX」は何の略がご存じですか?
ほとんどの方が”デラックス”と読んだと思います。

実は、「DX」=” Digital Transformation”(デジタルトランスフォーメーション)と読みます。
頭文字を取るなら「DT」になるはずですが、“Trans”という部分が英語圏で”X”と略されることから、
DXという表記になっています。
では”デジタルトランスフォーメーション”とは、一体なにものでしょうか?
経済産業省ではこのように定義されています。

経済産業省「DX推進指標」
『企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、 プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること』
(参考: 経済産業省「DX推進指標」とそのガイダンス

…なんだか難しい言葉ばかりで意味がすんなりと入ってこないですよね…。

ざっくりな説明でまとめてみると、例えば
紙にペンで書いた手書きの顧客情報をExcel等でデータ化する。
ここまでは私たちに馴染みのある作業のいわるゆデジタル化です。

DXはこのデジタル化されたデータを基にして、もっと便利に活用しよう!ということです。

まさに「デジタル技術で企業をトランスフォーム(一変・変革)させる」ということなんです!

「企業」という言葉が出てきましたが、現在仕事をしている、していないに関わらず
このDXは私たちの社会に大きな変革をもたらします。

もう少し具体例を挙げて説明すると、
DXを活用している企業の代表としてアマゾン・ドット・コムがあります。

アマゾンはPCやスマートフォンがあればどこにいても買物が可能ですよね?
まさにこの”買物に行く”という行動のデジタル化を確立させたのがアマゾンです。

アマゾンがさらに消費者の行動に変革を起こしたのはモノをデジタル化したということ。
これまではモノを貸し借りしていたDVDやCDをデジタル配信で販売することにより
モノを売ったり買ったり、貸したり借りたりという必要性をなくしました。

ネットショッピングがスタンダードに

さらに、「この商品を購入した人は、こんな商品にも興味を持っています」などと表示されるおすすめ商品は、データとして蓄積された多くのユーザーの購入履歴と、
自らの閲覧行動とを照らし合わせて、関連性の高いものを自動的に表示してくれます。

DXは単なるデジタル化ではなく、ITの力を合わせることによって
これまで出来なかったことが出来るようになったり、
出来ていたことがもっと便利になったり、
これまでかかっていたコストを抑えることが出来るようになったり、
私たちの生活を一変させてくれる、そんな取り組みです。

なんだかDXがもたらす未来が楽しみになってきましたが…
実は、ワクワクさせてくれる一方で心配されているところもあるんです。

それは・・『2025年の崖』問題!!

2025年の崖とは?

…あと5年後に何かが起こる、、。

2025年の崖問題!

なぜ、2025年なのでしょうか?

実は、経済産業省が
「この年までにDXを実現させなければ、色々と大変なことが起こり始めますよ!」
というデッドラインとして設定した期限が2025年なのです。

2025年に表面化する問題として、IT人材不足の拡大、生産管理や販売管理などの
企業経営の根幹となる基幹系システムの複雑化・劣化・ブラックボックス化
などがあげられています。

基幹系システムの複雑化・劣化・ブラックボックス化は、
これらを扱える人材つまり、古いシステム開発言語に対応できる人材がいなくなり
修正が出来ず、システムになにかが起こったときに迅速に対応できないという問題や、
運用管理・保守費が肥大化し、戦略的なIT投資ができないなどの問題が出てきて、
2025~2030年にわたって日本経済が停滞し、約12兆円の損失がでると予想されています。

ただでさえ借金の多い日本・・12兆円もの損失は何としても避けたい!!

ということで今、既存システムの刷新・統合、DX推進人材の育成が早急に求められているのです。

DXで必要な技術やスキルとは?

ここまでの説明で「難しいスキルが必要になるんでしょ」と思われる方も多いと思いますが、
今後求められる技術やスキルはかなり幅広く、IT系技術だけではありません。
オフィスソフトやデザイン技術など、
あらゆる分野でDXに対応できる人材は求められています。

これらのスキルを身につけておけば、現在の業務を効率化できるようになったり
新しいサービスを提供できるようになったりします。

また「2025年の崖」から落ちないように、国内企業は現在「DX人材」の確保が急務。
就職・転職の準備のために学習を検討されている方は
「DXに関する知識・技術」を積極的に身につけていただくことを強くお勧めします。

これからDXの推進に伴い日本は変わっていきます。
Winスクールでスキルと技術を身に着けて、時代を変化させていく人になりませんか?

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